人気ブログランキング | 話題のタグを見る

静岡地酒祭り IN TOKYO @東京 如水会館     「お酒の記憶」

静岡県地酒祭り IN TOKYO

9月4日(日曜)東京で8回目となる静岡県酒造組合主催の静岡県地酒祭りが東京は一ツ橋で開催されました。
チケットは事前申し込み制で、当日券はありません。
8月1日に申し込みが始まったそうですが、1時間もしないうちに無くなってしまったとか聞きます。だんだんチケットの入手が困難になってます。
しかし、チケットは3000円なんですが、時間内(今年は1:30~4:00)ならお酒は飲み放題ですし、食べ物も出ます。お酒もいろいろ種類があり、居酒屋で同じように食べたり飲んだりするととても3000円ではすまないように思います。
今年は20もの静岡県の蔵元がされました。
それぞれの蔵元さんがひとつずつブースを持ち、自慢のお酒を振舞ってくれます。
当然ですが、単に振舞うだけではなくて、アピールも欠かしません。
お酒の銘柄、価格などの表示、人が少なければ質問にもおおよそ答えてくださいます。

開会式の挨拶が済み、同時にそのブースへお酒をもらいに行くわけです。
人気のある蔵はもう挨拶中から長蛇の列ができております。
(磯自慢などは毎年すごい列です。)

昨年はこういう種類を目当てに自分なりに今年のお気に入りを探そうと思って望んだのですが、今年は特に決めてなく、無くなってしまいそうなお酒から順番にいただくことにしました。当然人気があったり、普段飲めないような価格の高いお酒には多くの人が目当てにしているので、そのブースは長蛇の列となるわけです。(笑)


だんだんこのような会やそのほかのイベントに参加していると顔見知りの人が増えてきまして、例年お会いしている蔵元の関係者、春の究極の静岡の会でお会いした方、その他イベントでお会いした方など蔵元の方や一般参加者の中にも知っている人が多数いました。
開会の挨拶が終わり、まず
磯自慢に並びました。
この蔵は日本酒好きにはもう説明の要らないくらいに名前の知れ渡っている蔵だと思います。おそらくは目当てとしては、
純米大吟醸 山田錦(ブルーボトル)
純米大吟醸 中汲み 愛山
だと思います。
やはり観ているとそれらの銘柄を頼んでいる人が多いようでした。
壁側に各蔵のブースが並ぶように配置されているのですが、もう反対の壁まで列が並んでいてそれでもまだ並びたくて、そこから横に列ができていました。
その一番後ろに並んで、いただいたのは私は愛山です。実は愛山のお米を使っている蔵のお酒の中でこの磯自慢の愛山が一番すきなんです。(先日旅行の際に持参したお酒もその愛山です。ここ!!笑
やはりおいしい。ほんわかと甘みがあり、ここの蔵のお酒は香りは決して派手ではなく、むしろ、落ち着いていてしかし飲んだ時のなんともいえないバランスがいい。
旨みや濃さをだけが主張されるでもなく、香りが鼻につくでもなく、やはりバランスのよさはすばらしい。
知り合いが山田錦をもらってたので少しいただいた。(もう一回並ぶには時間がもったいない)こちらもすばらしいのですが、少し硬いように思う。しかしそこがいいのです。
この愛山も山田錦も粕歩合が60%以上あり、先日山田錦を購入したのですが、粕歩合が66~73(正式な数値は今度飲んだときに記述します。)と非常に高く、お米も兵庫県の秋津地区という超優良地域のもちろん特上米です。飲んでまだ硬いのもそういったお米のよさもあるのではないでしょうか・・と想像する。

次に並んだのは
初亀です。先日初亀の橋本さんにあるお店でお会いして、この会場にもいらっしゃいました。(ブースではお見受けしてないですが)
ここでチョイスしたのは・・大吟醸 愛です。


磯自慢といい、初亀といい
がついたお酒をチョイスしてしまいました。爆
お酒に対する「愛」と
私自身の幸せを求めて「愛がほしい??」
なんちって(爆)
偶然です。
こちらのお酒もするっと口に進んでいく滑らかさ・やわらかさ
やはり、主張しすぎないバランスのよさ。
非常に上品で高貴な印象。
素直に思わず「うまい」とうなづきたくなる。

続いて
杉錦
こちらもダンチューに載って
人気がでている。
リストに無かった全国の出品酒(M310酵母主体500ML)が振舞われていましたが、純米大吟醸(HD-1とNEW-5)を飲んでみた。
あぁ・・旨い。昇天!!(爆)
あと、山廃純米をいただく・・・こちらもうまいなぁ。
あとお勧めは?と聞いたところ 純米吟醸をお勧めしてくれた。個人的には純吟と山廃を比べたら山廃の方が好みかなぁ。

続いて・・部屋を移動して
開運へ
こちらも非売品の出品酒が振舞われていた。
含んだ時の香りがよくて、キレがある。芸術という感じです。
ここで、あるカメラが着たので恥ずかしがりやの私は退散。(笑)

・・・・・
・・・・
・・・
・・


という感じで時が流れ・・・(省略しすぎ・・笑)
2:30からは食事も交えてお酒も適当にいただきました。
(というかだんだん適当になってきた・・笑)
もちろん静岡好きとしては一通り回りました。


個人的に東京でよくお見受けする蔵の方??(もどきの方も含む・・笑)

・國香
こちらでは
雅のしずく
純米大吟醸
をいただく。
ともに、お酒としては非常におとなしく、1杯だけ飲んだだけだとよくわからないタイプかも知れないです。しかし、飲めば飲むほどわかるタイプだと思います。
9月というのにまだ、お酒には硬さを感じ、花開くにはもう少しなのかもしれませんね。でも、つくりのよさを感じます。

・浜松酒造
代表の中村さんは時々東京にお見えになり、お酒の会などに参加されます。
とてもお話が上手でいい人。
今年金賞を受賞されていて、
その金賞酒をいただく。
当たり前だけど、旨い。
6月には蔵にも訪問させていただきました。

・英君
社長の望月さんは知っている人たちの間では英さん(ひでさん)という愛称で呼び合ってます。ちなみに(私は○。○~♪♪と呼ばれている。)伏字でごめんなさい。
MIXIや某掲示板ではちゃんと本名や写真も出てます。(笑)
ここでは、大吟醸(HD-1タイプ)をいただく、
これぞ静岡!!という味で旨みも感じられるのが特徴だと思います。
続いて、古酒を発見したので飲んでみる。
うわ~っという感じ。
これシロップ代わりになるなぁ。。かき氷にかけられそう。
アルコール度数は25度もある。
もともとのベースが「サンロック」という36度のお酒がベースでこれを純米酒で割っているのだそうです。
・・すみません。この手の古酒の評価はまったくできないので・・こんな感じで。

といった感じで、時はあっという間に流れました。
来年のチケットが手に入るかが今一番の心配です・。・




     ひょっとこ!(hyottosai!)

お酒の記憶
http://phys.exblog.jp/
にほんブログ村 酒ブログへ

by hyottosai | 2005-09-10 23:24 | 日本酒